昨夜、レイトショーで『HACHI 約束の犬』を観てきました。
今回はコクーン新都心(さいたま市)にある、MOVIX さいたまへ行きました。 さいたま新都心は、2002 日韓ワールドカップのイベントで行って以来かな?
着いたのは20:15でした。 上映は21:15なので、とりあえずチケットを購入して夕食を食べることに。
入ったのは粥餐庁(かゆさんちん)というお店で、嫁が「海老とほたての粥」、自分が「特製担担麺」、「棒棒鶏とハイボールのセット」を頼みました。
粥も美味しかったですが、担担麺がすごく印象的でした。 いわゆる肉味噌(ひき肉)は入ってないですが、口当たりはマイルドなのに後を惹く辛さなんですよね。 ナンプラーを少しまわし掛けたら、個人的にはベストになりました。
平日なら映画の半券で10%オフということです。
コクーンには他にも、KUA'AINA(クアアイナ)とかTO THE HERBSとか、美味しそうなお店がありました。
自宅からだと1時間以上かかりますが、今度はゆっくり来てみたいですね。

前置きが長くなりましたが、『HACHI』です。
二人ともタオル地のハンカチを用意して、準備万端で観たのですが、実は自分は泣きませんでした。 うるっとも、ほとんど来なかったですね。
演出的にはわりと坦々としていて、リチャード・ギア演じるパーカーが亡くなった後も、辛く寂しい感じではありませんでしたし。 尺の長さもちょうどいい感じ。 そして音楽(とくにピアノ曲)がとてもよかったです。
日本のハチ公にも敬意を払っていて、ちゃんとエンディングで紹介されています。 犬好きの方なら、観てよかったと思うはずです。
嫁の方は、最初から最後までグスグス言ってましたが、隣に別の客がいたせいで泣くのを我慢していたらしいです。 それで余計に疲れたようで、胸が苦しいと言ってました。
帰りのクルマの中で、なぜ自分は泣かなかったのか考えていました。

まずHACHIがとにかく可愛いこと。 そしてそのしぐさ、表情が、ふだん見ている吉郎そっくりだったのです。 「あー、吉郎もこういう顔するよなー」とか思いながら観ていました。
つまり自分の視点は、完全にパーカーに重なるんですよね。 HACHIが駅まで着いてきたときの、困るんだけど嬉しい気持ちとか、すごくよくわかります。 HACHIが土を掘り返して脱走するシーンは、吉郎がテラスのフェンスから抜け出そうとしていた姿にダブりました。

パーカーが死んでHACHIが来る日も駅で待つシーンも、パーカー視点だと可哀想な反面嬉しいのですよ。 そこまで想ってくれたら本望だな、と。
だから、HACHIの最後の描き方はとても良かったなーと思いました。 パーカーの孫の話も含めて、救いのあるエンディングでした。
柴犬や秋田犬などの和犬は、飼い主に忠実とか忠誠心があると言われますが、吉郎を飼い始めてみると、ちょっと違うんじゃないかと思っていました。 しつけにもよるんでしょうが、どちらかというと我が強くて頑固な性格だし。
でも、飼い主のそばにいたいという気持ちはすごく強いと思います。 ベタベタとくっついてくるのではなく、しっぽが軽く触れてるくらいの距離感ですね。

HACHIを観てもうひとつ思ったのは、「吉郎は確かにHACHIに似てるかも」ということです。
吉郎は他の柴犬と比べて前足が太いし、とくに筋肉の付き方などHACHIそっくりです。 頭の鉢が大きくて顔も童顔なので、確かに秋田犬の子供に見えるな、と。 尻尾の毛質もHACHIに似ています。

一番最初に出てくるHACHIの赤ちゃん時代なんて、吉郎の小さい頃そっくりだと思っていたら、赤ちゃん時代は柴犬が演じているとパンフに書いてありました。 どうりで。
秋田犬の幼犬は神経質で、演技には向かないのだそうです。
という訳で、『HACHI』の撮影には柴犬も多大な貢献をしていた訳ですね。

